連続砂ろ過器は外循環連続砂ろ過器とも呼ばれ、その動作原理はろ過と逆洗の2ステップが同時に行われる過程である。

連続砂ろ過器の動作原理：

原水が吸水口を通過した後、布水器を通過し、濾床を経て上に流れ、上昇中に汚物が濾材に捕捉され、濾過後の清水は濾過器上部の溢流堰によって収集排出される。同時に圧縮空気は砂上げ管の口に差し込まれた圧縮吸気管ノズルから噴出され、フィルター底部の汚れ砂及び一部の水を砂上げ管の上のポートに上昇させ、砂洗い槽内に落下させ、ろ過水と逆洗水の水位差の作用の下で、落下した汚れ砂と上昇した清水を自動洗浄し、砂上げ管から上昇したガス抜き水は砂洗い槽内の逆洗水と一緒に逆流洗水槽に流入し、逆洗水管から排出し、重力の作用の下で洗浄したろ過材は布砂器を経てろ過層に循環して戻る。ろ過は逆洗浄と同時に行い、連続ろ過する。

連続砂ろ過器の技術的優位性：

1、大出力、大流量、大揚程の逆洗浄水ポンプによる汚砂ろ過層の逆洗浄が不要である、

2、停止することなく濾過工程の連続を実現することができる、

3、薬剤の使用量は相対的に省、処理コストが低い、

4、可動部品がなく、設備のメンテナンス作業量が小さい、

5、操作が極めて簡便で、逆洗浄水ポンプ及び相応の管弁を開く必要がない、

6、自動化の程度が高い、

7、貯水池を逆洗する必要はなく、土木工事量が小さく、投資省。

連続砂フィルタの適用範囲：

炭鉱汚水の深さ処理、市政汚水工場の深さ処理、従来のフィルタシステムのアップグレード改造、各種冷却水の再利用製紙業界の用水中水再利用めっき工場の汚水深さ処理、膜前処理システム、地表水の深さ処理、飲用水の深さ処理、油田港の油含有廃水の深さ処理、雨水調節。