
一、機能
ZBNシリーズデジタルねじりばね試験機は、各種ねじりばねを試験し、検出するために設計製造されたインテリジェント化多機能計器である。操作が簡単で、精度が高く、機能がそろっており、持ち運びが便利であるなどの特徴があり、各種電気、軽工業、機械製造、科学研究機構などの業界に広く応用されている。
二、規格パラメータ
1、測定パラメータ:
型式最大試験トルク測定範囲最小読取値(N・mm)
ZBN-500A 500 mN﹒m 5~500 (mN﹒m) 0.01 mN﹒m
ZBN-1000A 1000 mN﹒m 10~1000 (mN﹒m) 0.1 mN﹒m
ZBN-2000A 2000 mN﹒m 20~2000 (mN﹒m) 0.1 mN﹒m
ZBN-3000A 3000 mN﹒m 30~3000 (mN﹒m) 0.1 mN﹒m
ZBN-5000A 5000 mN﹒m 50~5000 (mN﹒m) 0.1 mN﹒m
ZBN-1 1 N﹒m 0.01~1 (N﹒m) 0.0001 N﹒m
ZBN-2 2 N﹒m 0.02~2 (N﹒m) 0.0001 N﹒m
ZBN-3 3 N﹒m 0.03~3 (N﹒m) 0.0001 N﹒m
ZBN-5 5 N﹒m 0.05~5 (N﹒m) 0.0001 N﹒m
ZBN-10 10 N﹒m 0.1~10 (N﹒m) 0.001 N﹒m
ZBN-20 20 N﹒m 0.2~20 (N﹒m) 0.001 N﹒m
2、角度分解能:0.1°。
3、トルクディスク直径:100 mm。
4、測定ばね高さ:<80 mm。
5、ねじれ角の最大読み取り値:9999.9°。
三、主な特徴
1、高精度、高解像度、サンプリング速度が速く、大画面表示。
2、高精度トルクセンサを採用し、トルク方向表示を有する。高精度回転エンコーダ、角度任意測定。
3、上、下限トルク値と最大、小回転角度値を自由に設定でき、設定範囲の設定値を超えると文字点滅とブザーアラームが発生する。
4、3種類のパラメータ表示(トルク力値、回転角度、ばね剛性)
4、3種類の単位は互いに変換され、選択可能(N•m、kgf•cm、Ib•in)である。
5、リアルタイム、ピーク、自動ピークの3つのモードを自由に切り替えることができます。
6、USBインタフェースを用いてPCと通信し、同期テスト機能はコンピュータテストに接続でき、コンピュータ上にはテストトルクと角度トルクと時間角度と時間曲線図及びテスト過程における詳細な測定パラメータの記録を同時に表示し、保存、印刷し、各種分析を行うことができる。
7、ピークホールド、自動解除機能、解除時間自由設定。
8、記憶量が大きく、99組のテストデータを保存することができる。
9、操作なしで自動シャットダウン機能があり、時間は自由に設定できる。
四、製品の概略図
五、ボタンの説明
1、ON/OFFキー:電源のオンとオフに使用できます。
2、角度クリアキー:リアルタイム測定時に、このキーを押すと角度ゼロ点を修正することができる。
3、表示キー:インタフェースを測定する際にこのキーを使用すると、保存されている測定データを表示できます。
4、ゼロクリアキー:リアルタイム測定時に、このキーを押すとトルクゼロ点を修正することができる。ピーク時と自動ピーク時に、このキーを押すとピークをクリアし、ゼロ点に戻すことができます。インタフェースを表示するときに、このキーを押すと、現在保存されている測定値を消去できます。このキーを長く押すと、すべての保存されている測定値を消去できます。ユーザー設定インタフェースで、このキーを押すとデータを保存せずに前のレベルのインタフェースに戻ります。
5、ピークキー:インタフェースを測定する時にリアルタイム、ピーク、自動ピークの3種類の測定モードを切り替えるために用いられ、設定インタフェースに上移動機能がある。「≪インタフェースの表示|View Interface|emdw≫」で、このキーを押すと前のデータが表示されます。
6、保存キー:インタフェースを測定する時に測定したデータを保存するために使用し、設定インタフェースに下移動機能を持つ。インタフェースを表示するには、このキーを押すと次のデータを表示できます。
7、印刷キー:測定インタフェースで、このキーを押すと保存した測定値を印刷することができる(印刷機能がない場合を除く)。セットアップインタフェースに左シフト機能があります。
8、単位キー:界面測定時にN•m、kgf•cm、Ib•inの3種類の単位を切り替えるために使用する。セットアップインタフェースには右シフト機能があります。
9、設定キー:ユーザーは測定インタフェースでこのキーを使って設定メニューに入ることができ、データを設定する時にこのキーを押してデータを保存することができる。