製品概要:
本装置は原子間力顕微鏡、光学顕微鏡とレーザーラマン分光計を統合した装置であり、三者技術のシームレスな結合である。原子間力顕微鏡とラマン分光計を用いて、ナノ材料の表面形態、粒子度、粗さ、ラマン分光性能をそれぞれ特徴づけ、分析することができ、それによってサンプルに対してより全面的な情報を提供するとともに、鋭い顕微鏡画像を提供することができる。このような統合により、ユーザーは作業効率を高め、データ収集と分析により多くの時間を費やすことができ、煩わしい機器操作に悩む必要がなく、サンプルのその場検出分析を真に実現することができる。
特徴:
1.光学顕微鏡、原子間力顕微鏡とラマン分光計を一体化した設計で、機能が強い
2.光学顕微鏡、原子間力顕微鏡イメージング機能、及びラマン分光分析機能を同時に備え、互いに影響しない
3.光学二次元測定と原子間力顕微鏡三次元測定機能を併せ持つ
4.レーザー検出ヘッドとサンプル走査台は一体化されており、構造が非常に安定しており、耐干渉性が強い
5.精密プローブ位置決め装置、レーザースポットのアライメント調整が非常に簡便
6.単軸駆動試料はプローブに自動的に垂直に接近し、針先を試料に垂直に走査する
7.モータが加圧電気セラミックスの自動検出を制御するインテリジェント針送り方式、プローブ及びサンプルを保護する
8.プローブとサンプル走査領域の正確な位置決めを実現する超高倍光学位置決めシステム
9.集積スキャナ非線形補正ユーザエディタ、ナノ特性化と測定精度が優れている98%
10.3つの異なる波長のラマン分光計検出モジュールを同時に挿入することができ、ソフトウェア上で異なる分光計間の切り替えを行うことができ、
11.多波長Ramanの高速自動検出を実現することができます。
12.サポート可能405nm、532nm、633nm、785nm、830nm、1064nm等複数の波長
技術パラメータ
原子間力顕微鏡:
動作モード |
接触モード、タップモード |
光学接眼レンズ |
10X |
オプションモード |
摩擦力/横力、振幅/位相、磁力/静電力 |
しょうめいモード |
LEDコラー照明システム |
りょくスペクトルきょくせん |
F-Z力曲線、RMS-Z曲線 |
オプチカルフォーカス |
ラフインチングマニュアルフォーカス |
XY走査範囲 |
50×50 um、20×20 um、100×100 umを選択可能 |
カメラ |
500万画素CMOSセンサ |
Z走査範囲 |
5 um、オプション2.5 um、10 um |
ディスプレイ |
10.1インチフラットパネルディスプレイ、画像測定機能付き |
スキャン解像度 |
横0.2 nm、縦0.05 nm |
そういんそくど |
0.6Hz~30Hz |
サンプルサイズ |
Φ≤68mm,H≤20mm |
走査角度 |
0~360° |
サンプルテーブルストローク |
25×25mm |
実行環境 |
Windows XP/7/8/10オペレーティングシステム |
光学対物レンズ |
5 X/10 X/20 X/50 X平面場複素色収差対物レンズ |
通信インタフェース |
USB2.0/3.0 |
レーザーラマン:
ラマンスペクトル範囲 |
200-3600cm-1 |
解像度 |
<15cm-1@25μm slit |
レーザ |
532±1 nm、線幅≦0.2 nm |
レーザパワー安定性 |
≤3% P-P(@2hrs) |
しゅつりょくでんりょく |
0-100 mW調整可能 |
フィルタレーザカットオフ深さ |
OD8 |
動作温度 |
0-40℃ |
さぎょうしつど |
5-80% |
レーザ寿命 |
5000hrs |