自動重合ゲート型インテリジェント三相余剰電流動作遮断器は伝統的な遮断器(ヒューズ)、接触器、過負荷(または過電圧、漏電など)保護リレー、スタータ、アイソレータなどの主要機能を集積し、遠距離自動制御とローカル直接制御機能を有し、パネル表示と信号警報機能を有し、過電圧保護、不足電圧保護、過電流保護、漏電保護などの機能を有し、体積が小さく、信頼性が高く、短絡分断能力が強く、アーク飛距離が短いなどの利点を有する。三相四線中性点直接接地TT接地システム)の低圧電力網に適している。人身感電の危険に対して間接接触保護を提供するために用いられ、線路や電気を用いた接地故障、過電流、短絡などを保護することもできる。
製品の特徴
◇電力パラメータ計量機能:給電ラインの電圧、電流、漏れ電流データをリアルタイムで測定する。
◇多機能保護機能:漏電、過電圧、不足電圧、過電流、短絡などの多種の保護を有する。
◇遠隔監視機能:RS 485通信インタフェースを有し、遠隔制御及び知能化集中管理を実現できる。
◇故障照会機能:手動照会/ソフトウェア照会最近10回の故障現象。
◇イベント記録機能:累積故障回数を記録する、最近10回の故障現象、故障値。
◇自動再シャッタ:漏電、過電圧、不足電圧故障が回復した後、自動再シャッタすることができる。
モデルとその意味
パネル機能及び外形、取付寸法
外形、取り付け寸法単位:mm
技術パラメータ
定格動作電圧Un:AC 3 x 220/380 V 50 Hz
定格動作電流le:下表に示す許容範囲内で任意に設定できます。
自動再投入時間:20~60秒
●漏電保護機能
定格余剰動作電流整定値lΔn:50 ~ 990 mA設定可能、段差10 mA、出荷時デフォルト500 mA
定格残不動作電流lΔno:=0.8lΔn
定格余剰動作電流の最大分断時間:<0.5秒
漏電故障動作モード:オプション
オフ/オフフェーズ障害はユーザーが選択できます:オプション
漏電障害が回復すると、自動的に再シャットダウンすることができます。
●過電流保護機能
過流反時間遅延保護曲線コード:1~6、出荷時デフォルトは1
オーバーフロー障害動作モード:オプション
過電流障害は自動的に再投入されない。
オーバーフロー反時間障害遅延動作スケジュール:
注:表中のlwは動作電流、lnは定格動作電流である。
過電流反時間遅延保護曲線図
●短絡保護機能:
短絡故障機械熱保護
短絡故障は自動的に再起動しない。
●断/欠相、欠圧、過圧保護:
アンダ圧力保護値:出荷時のデフォルトは176 V
過電圧保護値:出荷時のデフォルトは264 V
電圧故障動作モード:オプション
電圧障害はユーザーが選択できます:オプション
電圧障害が回復すると、自動的に再シャットダウンすることができます。
基本機能
リモート管理システム
概要
農村電力網が改造された後、余剰電流動作遮断器は元の村電工の管理から給電所の統一管理に変更され、管轄区の範囲が広く、伝統的な余剰電流動作遮断器は管理が困難であり、回線障害を適時に処理できず、給電の連続性に影響を与える。
この現状に対して、当社はXM 3 L型余剰電流動作遮断器遠隔管理システムXMTZ 1型スマート通信端末を開発し、このシステムはマイクロプロセッサを核心として、GSM移動通信技術を応用して、電力網で動作する余剰電流動作遮断器に対して有効な検出と管理を行うスマートデバイスである。通信端末は各余剰電流動作遮断器とリアルタイムに監視し、分析処理を行い、余剰電流動作遮断器の故障トリップ時に管理者にショートメッセージで通知する。端末にはLCD表示、自動検出、故障警報、遠隔制御などの通信機能もある。
三相四線中性点直接接地(TT接地システム)の低圧電力網に適している。人身感電の危険に対して間接接触保護を提供するために用いられ、線路や電気を用いた接地故障、過電流、短絡などを保護することもできる。
製品の特徴
リモート管理の概要